馬鹿猫ども

愛らしいのだが馬鹿ばかりをしている我が家の猫ども(元野良猫)と、その飼い主である猫好きの母と、そこそこ猫が好き程度の家族の日記です。

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ここ最近、トラを見かけていない。

トラを見かけていないのは俺だけではない。うちの家族の全てが長いことトラを見かけていないのだ。しかし、うちの猫が一匹でも帰ってこないと大騒ぎする母は何も言わないのだ。居なくなった猫を捜しにも行かない。母はトラが居なくなった事に気がついていないのか…。

どうなっているんだよ?
トラは何処に居るのだろうか?


思い切って、母に尋ねてみた。

「母さん、ここ最近、トラを見かけないね?」
「トラちゃんは、当分帰って来ないわよ」
「えっ、どうして?」
「あの子は旅に出たわ」
「はぁ?」
「一度旅に出ると、1ヶ月から2ヶ月ぐらいは帰ってこないわよ」
「前にもあったの?」
「何度も旅に出てるわよ」
「…」

うちの猫は旅に出たらしい…。

もう何度も姿を消して(旅に出て)は、暫くして帰ってくることを繰り返しているらしい。

何で旅に出る…。

この旅に出ている猫の「トラ」という名前は母がつけた。トラはうちの庭に出入りをしているうちに、我が家に住み着くようになってしまった猫だ。うちの家族に懐き始めた頃に、娘がその猫の可愛らしい顔や鳴き声から、女の子の猫だと思い込み「ミカン」と名前をつけた。だが、この猫はオスだった…。

オスだと判ってからも、家族はその雄猫を「ミカン」と呼んでいたのだが、暫くして母が「ミカン」を「トラ」と呼び始めたのだ。

何故、「ミカン」が「トラ」になったのか?

雌猫のような名前よりも雄猫に相応しい名前のほうが良いのは分かる。しかし、トラ猫だから「トラ」と名づけるのは安易過ぎて頂けない。何でこんなに単純な名前をつけたのかと、少々母のセンスに疑問を持っていたのだが、今回の話でその疑問が解けた。

旅に出る猫だからトラなのだ。
いつ旅から帰って来るか分からないからトラなのだ。
「男はつらいよ」の寅さんから頂いた名前なんだ。

まぁ、寅さんから頂いた名前だというのも十分安易な気がするが…。

しかし、トラが旅に出る理由は何なのだ?

母にトラは何故に旅に出るのか聞いてみた。

「何でトラは旅に出るの?」
「何処かよその家に居るみたいよ」
「えぇ!」
「あの子は野良猫じゃないわよ」
「はぁ!」
「家の中にも直ぐに入り込んできたし、人懐こいし、健康的だったしね。何処かでちゃんと餌を貰っていないと、あんなに綺麗な毛にはならないわよ」
「うちの猫じゃねぇじゃん!」
「そう考えると悲しいでしょ。トラもうちの猫よ」
「…」

どうもトラは他の家と我が家とを行ったり来たりしているらしい。

旅じゃねぇじゃん!
うちは別宅扱いじゃん!


ブログのプロフィールに「元野良猫だった6匹の馬鹿猫どもと暮らしています」とか書いちゃったけど、実際は「元野良猫だった5匹の馬鹿猫どもと、我が家を別宅扱いにしている馬鹿猫1匹と暮らしています」と書かなきゃ駄目じゃねぇか…。

あぁ、トラのこと心配して損した。

トラの本宅は近所の家ではないらしい。母の話だと近所ではトラを見かけないので、トラの本宅はかなり遠くにある家らしい。本宅の餌に飽きるとうちに戻ってくるのだろうか。うちはよその飼い猫のレストランになっているのか…。

まぁ、モモの友達だし良いか。

母もトラはうちの猫だと言い張るしな。

あぁ、本当に心配して損した…。

トラがうちで寝起きしている時は、本宅の方でもうちと同じように猫が旅に出たと思っているのだろうか。そう考えると、ちょっと可笑しい。ブログにトラの写真を載せたら、「その子はうちの猫です」と言われるかもしれないなぁ。


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ブログの為に撮った猫どもの写真を整理していたら、ある事に気がついた。

一匹足りない…。

ミミの写真はある。
アイの写真も、レオの写真もある。
ブー太郎の写真もあるし、モモの写真もある。

トラの写真が無い…。
写真を撮った記憶も無い…。

トラの写真を撮った記憶が無いのも当たり前だ。
ここ最近はトラを見かけていないじゃないか。

いつから見ていないのだろうか?
記憶に無いなぁ。

どこに居るんだろう?
家に帰ってきているのだろうか?

うちの猫が一匹でも帰ってこないと大騒ぎする母が何も言わないのは変だ。人懐こい猫だったから、誰かに貰われて行ったのだろうか。いや、そんな事はあるまい。生まれたての子猫以外の猫を、母が人にあげる筈がない。

死んじゃったのか…。

いや、それもないだろう。飼っている猫が死んだら、母は必ず自分に報告して来る筈だ。母はペットの死を一人で乗り切ることは出来ない。母と別々に住んでいた時、母は飼っていたペットが亡くなると、必ず俺に電話してきた。だから、トラが死んでいる可能性は無いのだ。

でも、トラは家に居ない。
そして、何故か母は騒がない。

どうなってんだ?

まさか、呆けたか…。
毎回、母に何かある度に俺は母が呆けたのではないかと疑ってしまう。

あぁ、凄ぇ気になるなぁ。

もう母は寝ているので、起こして聞くのも気が引ける。母が起きたら聞いてみようと思うのだが、母がトラのことを忘れていたらどうしようとも思う。居なくなった猫のことを忘れているのに、それを思い出させて母に悲しい思いをさせるのも辛い。

困った…。


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