馬鹿猫ども

愛らしいのだが馬鹿ばかりをしている我が家の猫ども(元野良猫)と、その飼い主である猫好きの母と、そこそこ猫が好き程度の家族の日記です。

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今日はミミの通院の日。

夕方5時頃、仕事の為に車で出かける途中、母とミミを動物病院まで連れて行った。母とミミを動物病院で降ろし、自分は仕事の打ち合わせに向かった。

打ち合わせは何時に終わるか分からない。
ミミの治療も何時に終わるか分からない。

自分が迎えに行けるか分からないので、母とミミにはタクシーで帰宅してもらうことにした。

自分が帰宅したのは夜7時。

母とミミは、まだ帰っていなかった。
食事を済ませても、母とミミは帰ってこない。
8時を過ぎても、母とミミは帰ってこない。

妻が帰りが遅すぎないかと言い出した。

何かあったのではと心配になった自分は、動物病院に電話をかけてみた。だが、電話は留守電になっていて、誰も電話には出てくれない。

これは何かあったに違いないと思った。
最悪の事態が頭をよぎった。

兎に角、車で動物病院へ向かおうと玄関を開けたとき、家の前にタクシーが止まった。
母とミミが帰ってきたのだ。

母は疲れきった顔をしている。
ミミはキャリーの中でおとなしくしている。

自分はミミのキャリーをタクシーから出して家へと戻る。
キャリーの中のミミは、いつも通りのミミにしか見えない。

タクシーの支払いを終えた母が家の中に入ってくるなり、自分と息子が「どうだった? 大丈夫なの? なんでこんなに遅くなったの?」と質問をする。疲れている母は、ちょっと怠そうに答えた。

「水を抜いたのよ。途中、買い物にも行ってきたの」
「ミミの容態は悪くなっていないの?」
「2週間前と同じよ」
「良くも悪くもなっていない?」
「そうよ。でも、今日は辛そうだったわ」
「ミミ、元気ないの?」
「元気ないのよ…」

ミミに元気が無いので、母の元気も無くなったらしいのだ。
疲れきった顔はその為だったのだ。

自分はテーブルの上に置いたキャリーからミミを出してやろうとした。
元気の無いミミの頭でも撫でてやろうと思ったのだ。

キャリーを開けると、ミミが勢い良く飛び出してきた。

飛び出してきたミミは母の部屋の中をぐるりと一回りしてから餌置き場へ向かい、美味しそうに水を飲んでいる。水を飲みを終えた後、テーブルに飛び乗り、お気に入りの場所で丸くなった。

「元気じゃん」
「あらっ!」

とりあえす、今日は安心。


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俺が入院したときの話の続き。

食中毒で入院した俺は10日間点滴だけで過ごした。
食事は食べられない。

勤めていた会社から歩いて2分の病院に入院しているので、昼間は同僚がよく見舞いに来てくれた。入院して3日後には、仕事まで持ってきやがった。病室は個室だったので、仕事の打ち合わせすること出来た。色々あって、昼間は時間を持て余すことなく過ごせた。

問題は夜だ。

駅近くの商業地にある病院なので夜は非常に煩く感じる。俺の病室に面した通りには飲み屋が多い。酔っ払いの喧嘩や歌声が窓から聞こえてくる。酔っ払いの声が聞こえてこなくなると、今度は野良猫の喧嘩が始まる。これが、また煩いのだ。

真夜中になるともっと凄いものが聞こえる。

看護婦さんの話では、20代前半の俺が一番若い入院患者らしい。多くの入院患者はかなり高齢の方ばかり。家では介護できないような高齢の患者さんばかりが入院しているのだ。急に容態が変化する方も多いので、病室のドアは個室であろうが大部屋であろうが俺の病室以外は全て開けられている。

そんな病院なので、夜中になると色々と聞こえてくる。

とても安眠快眠できるような状態ではないのだ。
寝れない俺は夜中2時頃になると、点滴をしたまま病室を出て、一階のロビーへ喫煙しに行くのが日課になってしまった。

ある晩、いつものように喫煙しに病室を出ると、隣の病室から苦しんでいるような呻き声が聞こえる。いつもと違う感じがするので病室を覗いてみると、凄い状況になっていた…。

おじいさんがベットから落ちて、床に倒れて呻いているのだ。

おじいさんに話しかけても、おじいさんは呻き声しかあげない。点滴をしたままの俺にはおじいさんを担ぐことが出来ない。いや、動かしても良いものかも判らない。兎に角、誰かを呼ばないといけない。俺は急いでナースコールのボタンを押して事情を説明した。駆けつけた医者や看護婦がおじいさんをベットに戻したところで、俺は喫煙する気にもならなくなったので自分の病室へ戻った。

次の日、看護婦さんにおじいさんの容態を訊ねてみた。
大事には至らなかったようだ。

その後、俺は退院するまで、夜中に病室を抜け出て喫煙しに行く時に、周りの病室を覗くようになった。呻き声が聞こえると気になってしょうがない。自分自身が入院患者なのに、自分の病室のある階にある他の病室を巡回するようになってしまったのだ。

病院ではほとんど寝れなかった。
食事も食べずに点滴だけだった。


その結果、退院したときの俺はげっそりと痩せ細り、睡眠不足で目にくまが出来てしまい、見た目は重病人になってしまった。

救急で担ぎ込まれたのだから致し方ないが、病院は良く選んでから入院したいものだ。

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