馬鹿猫ども

愛らしいのだが馬鹿ばかりをしている我が家の猫ども(元野良猫)と、その飼い主である猫好きの母と、そこそこ猫が好き程度の家族の日記です。

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現在、旅に出ていたトラも戻り、我が家に全ての猫が勢ぞろいしている。母の部屋に猫が6匹、仲良く生活している。大きな喧嘩もせずに、各自好き勝手にくつろいでいる。

そんな馬鹿猫どもの様子を見ていて、ふと我が家のボス猫はどいつなんだろうと考えてしまった。一見、どの猫も仲良く生活しているように見えるが、馬鹿猫は馬鹿猫なりにボス猫がちゃんと居るのではないかと思ったのだ。

俺は猫どもと四六時中一緒に生活している訳ではないので、四六時中一緒に生活している母に訊いてみた。

「うちの猫どものボスはどいつだ」
「ボス猫ではないけど、レオが一番強い子だわ」
「えっ! レオなの」
「そうよ、あの子にはどの猫も一目置いている感じよ」

人の霊が憑依していると思われる猫のレオが一番強いらしい。他の猫どもはレオが威嚇すると怖がって逃げ回るらしいのだ。俺はそんな光景を一度も見ていないので、レオが一番強い猫だという母の答えには驚いた。

「そうは見えないね」
「ここに越して来た時はストレスが溜まってたみたいで、レオはモモちゃんを追い回してしょうがなかったわよ」
「へぇ、そうだったの」
「新しく増えた子達(トラとブー太郎)もレオには敵わないのよ」
「そんなに強いの?」
「うちの中では強いみたいよ。でも、今はおとなしくなったわ。たまに喧嘩することもあるけど、私が怒ればみんなおとなしくなるのよ」

レオが他の猫ども追い回していたのは昔の話らしい。
今はレオも他の猫と仲良くしているそうだ。

「でも、ちょっと不思議なのよね。普通これだけの数の猫が集まれば、ボス猫になる子がいる筈なんだけどねぇ…」
「ボス猫と言える猫は居ないの?」
「居ないわねぇ」
「レオが一番強いから、レオがボス猫なんじゃないの?」
「レオは強いだけで、他の猫たちと群れたり遊んだりしないから違うわね」
「じゃぁ、うちにはボス猫が居ないんだ」
「そうみたいよ。不思議よねぇ…」
「…」

俺は母との会話に何となく納得しかけたのだが、そうではないことに気がついた。
我が家にもボス猫はちゃんと居るのである。

「母さん、どいつがボス猫だか判った!」
「どの子よ?」
「ボス猫は母さんだよ!」
「はっ!」

母は猫を飼っているというよりは猫と一緒に生活しているといった感じだし、猫の世話をしているというよりは猫を引き連れているような感じだ。どの猫も母の言うことは、ちゃんと聞くのだ。本来、ボス猫がしなければならない役割を母がしているのだ。

母がボス猫だったのだ。

俺はそう納得した。

そんな我が家のボス猫は、さきほどヨガ教室へ出かけて行きました。
きっと猫のポーズでもしてくるんだろうなぁ。


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